お客様相談室
「飲み方・いれ方」のよくいただくご質問一覧
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「カテキン」が多く摂れる、「お茶のいれ方」を教えてください。
高温のお湯でいれると、より多くカテキンを抽出することができます。 カテキンは煎茶や番茶、粉茶等に多く含まれ、80度以上の高温で溶け出しやすい性質です。そのため、普段使いの煎茶(目安として100g800円以下のもの)や番茶、粉茶等を、高温のお湯でいれるとより多くのカテキンを摂ることが出来ます。ただ、カテキンは渋味を感じさせる成分なので、味わいは渋くなりますので、ご注意ください。
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暑い季節向けの「おいしいお茶のいれ方」を教えてください。
急須を使った“氷水出し緑茶”のいれ方をご紹介します。氷と水をつかった「氷水出し」といういれ方は、お茶のもつ旨みをたっぷり引き出すことができ、水色(すいしょく:お茶の抽出液の色)も緑鮮やかで、暑い季節にぴったりです。【水出しの方法(2人分)】 1. 急須に茶葉をティースプーン3杯分(約6g)入れます。茶葉の目安量はいつもの1.5倍です。 2. 氷を2~3個急須に入れます。 3. 水を約200ml注ぎ、約3分抽出します。 4. 茶碗に均等に少しずつ注ぎ分けます。 5. 最後の一滴まで注ぎ切ってください。つかうお茶の種類は、玉露や上級煎茶などの旨み成分を豊富に含むものや、深蒸し茶のように茶葉が細かく、濃く出るものが向いています。
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おいしく「お茶」をいれるには、どのような「水」を使えばよいですか?
お茶をおいしくいれるのに適した水は、微酸性の「軟水」です。 日本の水はほぼ微酸性の軟水ですので水道水を使用して問題ありませんが、水道水には塩素が含まれているため、必ず沸騰させてからお使いください。ミネラルウォーターを使用する場合、外国産の多くはカルシウムやマグネシウムを多く含む「硬水」であるため、お茶をいれるには適当ではありません。詳しくは、お茶百科をご覧ください。お茶百科「お茶のおいしさを決める水と温度」http://www.ocha.tv/how_to_brew/water_and_temperature/
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開封後の風味が落ちた「茶葉」の活用方法を教えてください。
フライパンにクッキングペーパーを敷いて茶葉をのせ、弱火でゆっくり炒る、もしくは、ラップをかけずに電子レンジで軽く温めると、香ばしい自家製ほうじ茶になります。 フライパンで炒る際は、茶葉全体がほぼ茶色になったら、すぐにお皿などに移してください。フライパンにのせたままだと、焦げてしまう可能性があります。 ※フライパンで炒る場合は火のそばを離れないようにしてください。 ※フライパンは、よく洗ってからご使用ください。 その他に、賞味期限が切れた茶葉は、お茶パックなどの小袋に入れ、中身が出ないようにしてから下駄箱や流しの下などに置くと、いやな臭いを吸い取ってくれます。捨ててしまう前にぜひ一度試してみてください。
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「宵越しのお茶は飲んではいけない」とはどういう意味ですか?
前の日に使用した“茶葉”でお茶をいれてはいけないという意味です。 お茶に含まれているタンパク質が腐敗し、消化不良や下痢の原因になる可能性があるため、「宵越しのお茶は飲んではいけない」といわれています。