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安全・安心への取組み:
製造
製造
かたちにする製造管理
伊藤園の製品は、主にリーフ(茶葉)製品と飲料製品に大別します。リーフ製品の製造は自社工場を主軸とし約30工場で製造することで様々な形態の製品を製造しています。また、ペットボトルや缶などの飲料製品は、原則として製造を委託する「ファブレス方式*」(沖縄県を除く)を採用し、約50工場で製造しています。
*自社工場を持たない製造の仕組みのことです
完全を提供する
パートナーシップの強化
自社および協力工場と共に
安全で
おいしい製品の製造に取組んでいます
委託先監査
自社および協力工場に対して年に1回、伊藤園独自の品質基準で監査を実施しています。各工場の規定や製造記録等の内容を確認する「書類監査」と工場内外や製造エリアを確認する「現場監査」をおこない、基準を満たしているか総合的に判断します。指摘箇所については改善計画を立て、その計画が達成されたかを継続的に確認しています。
国際認証
国内のドリンク・リーフ製造工場のうち95%以上で、食品安全国際認証を取得し、マネジメントシステムを構築しています。(2023年7月時点)
未取得の工場については、国際標準を活用した伊藤園独自の品質方針で管理をしていただいています。
安心を提供する
製造環境
安全な製造環境で「安心」を
提供できるよう日々取組んでいます
- 入場管理
- 防虫
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異物
混入対策
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入場管理
不法侵入者による製品への危害を防止するため、
工場及び各設備の入口は物理的に制限をかけています。警備による入場管理
工場入口に守衛室を設置し来訪者は必ずそこを通過し来場記録を残すなど、不法侵入を防ぎます。
暗証番号やIDカードによる入場管理
各設備の入口においては、暗証番号やIDカード等でアクセス管理することで入場制限をおこなっています。
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防虫
製品製造工場では施設外部からの
虫などの侵入を防ぐための
取組みをおこなっています。二重扉
製品の原料や容器包装を施設内に搬入する際、搬入口は二重扉になっています。片方が開くともう片方は開かない仕組みになっているため、外部からの虫や塵などの異物の侵入を防いでいます。
捕虫器
施設の出入口周辺や施設内に入り込んでしまった虫を引き寄せ、捕まえるために捕虫器を必要箇所に設置し、施設内への侵入・拡散を防いでいます。
捕虫モニタリング
捕らえた虫の数や種類を監視(モニタリング)することで、四季による虫の発生状況や侵入経路を把握して改善・対策をしています。
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異物混入対策
製品に異物が混入しないよう
人的・設備的対策を行なっています。人的対策
製造エリア内への異物の持ち込み防止対策に取組んでいます。
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服装や持ち込み物の
規定 -
手洗いや付着物
の除去
服装や持ち込み物の規定
手洗いや付着物の除去
設備的対策
製造工程では、下記設備を設置し異物への対策を徹底しています。
製品製造時に使用する設備
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メッシュフィルター
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飲料
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金属片除去
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リーフ
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飲料
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金属探知機
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リーフ
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X線検査機
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リーフ
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メッシュフィルター
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飲料
金属片除去(マグネットトラップ)
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飲料
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リーフ
金属探知機
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リーフ
X線検査機
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リーフ
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飲料
飲料製品での対策
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リーフ
リーフ製品での対策
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しっかり見守る
作業管理
製品ができるまでの工程を
最後までしっかりと確認しています
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工場では、製品毎に使用した原料の名称、製造者、製造日、使用量などを記録しています。これらの記録により、いつ、どの製品にどの原料をどれだけ使用したのかを確認することができます。
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製造工程において重要な工程である「殺菌工程」は殺菌温度、殺菌時間、殺菌流量を常時モニタリングし、記録しています。この記録により殺菌状況を遡って確認することができます。
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すべての製品(PETや缶、紙パックなどの個包装、段ボールなどの外装)に製造時刻、賞味期限などの製品情報を印字しています。この印字により製造履歴を追跡することができます。
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検査機による内容液の高さ(液面検査)やケース単位での重量検査、作業者の目による抜き取り検査などにより適切な内容量を充填できているか確認しています。
いつでも
「おいしい」のために
お客様に「いつ・どこ」で
手に取っても変わらない
「品質」「おいしい」で、
“ほっと”一息できる
シーンを提供するべく
取組んでいます
出荷判定
伊藤園基準の力量認定試験に合格した「有資格者」による官能検査をおこない、いつでもおいしい製品をお客様にお届けできるよう取組んでいます。
リーフ製品で使用する原料は全て伊藤園で品質確認を実施しています。また、製品は製造工場にて「有資格者」が製造日ごとに検茶(官能検査)を実施しています。
飲料製品では、製造工場での製品検査と合わせて、伊藤園でも全製品・全製造日の官能検査を実施し、二重の検査体制を実施しています。
品質会議
協力工場やサプライヤーに対して、優良・不良事例や伊藤園の要望事項を共有する場を設けています。トラブルを未然に防ぎ、より良い製造環境づくりを行う取組みです。
予防処置・是正処置
起こったトラブルに対して、解決策の妥当性をしっかり確認し再発防止に努めるとともに、場合によっては製造工場間で、水平展開をして、類似トラブルを未然に防ぐよう取組んでいます。